光と影の魔術師!
2010年 10月 21日
こちらの作品は、オランダ南ホラント州のロッテルダムにある「ボイマンス美術館」所蔵の『炉辺に座るトビアスとその妻』です。
17世紀に描かれたこの油彩画は、、これまでレンブラントの作品か弟子が描いた作品かで意見が分かれていましたが、最近の調査結果によりレンブラントの真作と結論付けられる事になったそうです。
制作されてから数百年が経った現在でも真作か贋作かで論争を巻き起こすような作品!
やはりバロックの巨匠レンブラントは僕が目標とする偉大な画家です。
オランダ美の殿堂「アムステルダム国立美術館」が所蔵するこちらの作品は、レンブラント1639年の作品『マリア・トリップの肖像』です。
レンブラントが今の僕とほぼ同年代の頃制作した作品です。
まるで声をかけたら返事が返ってきそうなくらいの繊細な描写力にはなんだかもうため息しかでません・・・。(苦笑)
この先、偉大な先人達が観てきた世界のほんの一部でも垣間見れるようになる為には、まだまだよりいっそう精進していかなくてはいけないと日々思ってるところ。
余談ですが、写真の世界で被写体に対して左斜め上(45度辺り)から照明を当てる「レンブラントライト」という言葉がありますが、これは巨匠・レンブラントが人物を描く際に左斜め上(45度)の光で描いていた事から生まれたものです。
けっこう有名な話だから「何を今さら!」って感じでした?(苦笑)
それでは、本日も最後まで読んでいただきありがとうございます!
『Atelie peace branch 第6回 色鉛筆画・アッセンデルフトグループ展』
会期:2010年11月2日(火)~7日(日) AM 9:00 ~ PM 5:00(会期中無休)
会場:大分県佐伯市立図書館 2階 多目的ホール
by peacebranch
| 2010-10-21 15:58