えびタマ!
2011年 05月 30日
以前、『廊下の絵!(前編)』にてご紹介した、我が家の玄関に飾ってある作品。
一枝先生が10年程前に保田先生のアトリエで制作した色鉛筆画!
描かれているのは、日本人なら誰もが知っているであろう『ビー玉』です。
こちらは近所のお店で買ってきた『ラムネ』です。
日本の夏を連想させるこの『ラムネ』が日本にやってきたのは1853年のペリー来航の時だそうでして、ペリー艦隊の乗組員が日本側を接待する際に振る舞ったのが最初だとか!
太平洋戦争時、大日本帝国海軍の艦隊内には炭酸ガス発生装置が消火設備として設置されていまして、その装置を使いラムネを作り乗組員に供給してたとか。
今日では夏を連想させる清涼飲料水として多くの日本人に愛されてますよね!
その『ラムネ』の中にもご覧のように『ビー玉』のようなガラス玉が入っているわけですが、実はこのガラス玉の名前は『エー玉』というのをご存じですか?
ガラス玉の製造技術がそれほどなかった時代、ラムネを入れた容器の栓として使う『ガラス玉』はかなりの精度が求められ、製造の際に合格基準に達したガラス玉を『A玉(エーダマ)』とし、基準に満たなかった規格外の玉を『B玉(ビーダマ)』として選別してたそうです。
商品として使用できずに箱詰めして除けてた『B玉(ビーダマ)』が、たまたま大阪の某玩具メーカーの目にとまり、それが後に『ビー玉』として日本全国に広まったという話もあります。
その他にもポルトガル語で『ガラス玉』を意味する『ビードロ(Vidro)』が略されたという説もあるそうですが・・・真実はどうであれ、今まで『ビー玉』の名前の由来なんて考えた事もなかった為、今回は個人的に良い機会になりました!(笑)
さすがに最近は『ビー玉』で遊ぶ子供を見る事はないですが、『ビー玉』自体は未だにディスプレイやインテリア等の鑑賞用として用いられているのを目にしますよね!
最後までお付き合い頂きありがとうございます!
by peacebranch
| 2011-05-30 19:39