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ポストカード!

僕は「日展」「白日会展」「院展」が巡回で九州地方に来た時は、毎年欠かさず観に行きます。それ以外にも、九州内(広島、山口、愛媛も含む)の美術館で興味のある企画展が催される時は、日帰り可能な限り行ってます。

展覧会に行ったら、必ず会場で販売しているポストカードを買って帰ります。
もちろん自分が気に入った作品のだけを買うんですけどね。

それらのポストカードも今では1冊のファイルに収まりきれない枚数になりました。
ポストカード!_e0164964_1954972.jpg

画像はほんの一部です。ポストカードに限らず、印刷物ではなかなか原画の色を忠実に再現できないんですけど、観に行った記念になるので一応買って帰ります。

そんな感じで集めてきたポストカードを改めて見てると、やっぱり具象、それも写実的な絵が多いです。今では記念というよりも、自分の絵の参考資料としての意味合いが強いかもしれません。いつかこういうふうに描ければな~みたいな・・・?

だけど僕が人生で初めて美術館に行ったのは、写実的な油彩画とはかけ離れた『釘宮對宕』(くぎみや たいとう)の水墨画展でした。
ポストカード!_e0164964_22333410.jpg

画像は「プラハの女」1976年作

周りからはよく「美術館デビューが釘宮對宕なんてシブイね!」と言われます。(笑)

当時の僕は、当然まだ絵を描いてなく、さほど絵画鑑賞にも興味はありませんでした。

ある日知り合いが、「友人と釘宮對宕展に行くのに運転手をしてくれたら美術館の入場料とランチをご馳走してあげるよ。」と言うので、この日、特に予定のなかった僕は二つ返事!!

入場料は別にいいとして、お昼のご馳走につられてしまったというわけです・・・。
当然館内では上の空!展示されてる作品を観て歩きながらも頭の中ではその後でご馳走してもらえるお昼の事ばかり考えてました。(笑)

絵を始めた今となっては良き思い出です。
日本画家・釘宮對宕先生は生涯忘れる事のできない思い出の画家となりました。

・・・ちなみにこの時はポストカードを買って帰りませんでした。(苦笑)
by peacebranch | 2008-12-11 19:56

非常勤講師 カズの日記


by peacebranch
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