米林宏昌さんの長編初監督作品!
2010年 04月 20日
スタジオジブリの最新作「借りぐらしのアリエッティ」が今年の7月17日に公開される事が発表されましたね!
この作品の脚本を手掛けたのは皆さんご存じの「宮崎駿さん」で、監督は「千と千尋の神隠し(2001年)」「ハウルの動く城(2004年)」「崖の上のポニョ(2008年)」で原画を手掛けた「米林宏昌さん」です。
現在36歳米林さんにとっては今回が長編作品としては自身初の監督作品となるそうで、しかもスタジオジブリの作品を手掛けた歴代監督の中では最年少となるそうです。
「借りぐらしのアリエッティ」の原作となったのは、イギリスの女流作家「メアリー・ノートン」が1952年に出版し、同年カーネギー賞を受賞した小説「床下の小人たち」です。
この小説のアニメ化は40年ほど前に宮崎駿さんと高畑勲さんにより構想が練られていたそうで、ようやく昨年の夏頃「小さなアリエッティ」という仮題で具体的に企画されました。
そして今回の作品で背景画を手掛けたのは、以前このブログにも書いた僕が尊敬するアーティストのひとり「男鹿和雄さん」です!
男鹿さんは「となりのトトロ」からジブリ作品に参加し、フリーとなった現在もジブリ作品に携わっていらっしゃり、今回の作品もまだ予告編しか観ていないのですが、それでも男鹿さんが手がけた背景画からはその素晴らしい表現力というものを垣間見る事ができます。
以前ブログで男鹿和雄さんの事を書いた時に紹介した画集(全国巡回展の図録)です。
この図録が僕の周りの人達にもすごく評判がよく、教室の生徒さん達からも頼まれた為に後日追加で数冊取り寄せました。
生徒さん達が色鉛筆画作品を制作するうえでこの図録がものすごく役立っているようです!
ハーブ奏者セシル・コルベルさんが歌う主題歌もすごく心地よいメロディーだし、日本が世界に誇る文化のひとつ「スタジオジブリ」の最新作公開が今から楽しみです!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!
「借りぐらしのアリエッティ 公式サイト」
http://www.karigurashi.jp/
by peacebranch
| 2010-04-20 20:11