中臣先生によるWork Shop!
2011年 07月 24日

この日は先日告知した 『竹芸家・中臣一(なかとみ はじめ)さんによるWork Shop』の開催日ということで、朝早くから会場となるアトリエピースブランチへ行ってきました!
僕は中臣さんとはこの日が初対面でしたが、思ってたとおりの誠実で謙虚な方でした。
素晴らしい作品を生み出す人ほど控えめで謙虚ですよね!
ギャラリーの常設展示作品も観て頂く事ができ、今後の励みになるようなありがたい言葉も掛けて下さいました。

参加者が集まりいよいよワークショップの開始!
教室は定員一杯で満席でした。
ほとんどの参加者が僕の知らない方でして、この日はワークショップを通して色んな方にアトリエピースブランチの事も知って頂ける良い機会となりました。(嬉)

この日の僕はワークショップのお手伝いと写真撮影だけのつもりでしたが、諸事情により(笑)急遽ワークショップに参加して制作する事になりました。
ご覧のような木製の台の上で一本一本竹を編み込んでいき丸い形のアクセサリーを制作します。
今回用意された竹は大小2種類の竹でして、僕が挑戦する事になったのは小さい竹!

中臣先生のご指導のもと、完成した姿が全く想像できないまま編み込んでいきます。(笑)
普段絵を描く時は細密に描いていますが、小さな竹を規則正しく重ねてから編み込んでいく作業はまったく違った繊細さを要求されるような気がして、改めて竹芸の奥深さを痛感しました。

不思議なもので、最初は談笑しながら制作していたのですがだんだん無口になっていく自分がいて、絵を描くのと同様に竹芸も性格が出るという事を実感!
画像は悪戦苦闘しながら半分まで終えた位の工程にさしかかったところ!
さて、ここからどうなっていくのやら・・・。(冷汗)

周りを見渡すと、すでに完成しようかという人もいれば納得いかずに最初からやり直す人がいたり、オーソドックスなものからややかけ離れた難易度の高そうな形状に仕上げようとしている人がいたり、作品を通じて制作者の内面を垣間見る事ができ面白かったです。(笑)

中臣さんが親切丁寧に指導する姿に「竹芸の講師は気が長くないと勤まらないだろうな~」と実感!(笑)

とりあえず画像のように丸い形状に仕上げる事ができました!
今回僕が制作したのは自分用ではなく他の方のものだったので、あまり個性を出した挑戦的なものではなく基本に忠実に仕上げる事を心掛けました。

アクセサリー本体が完成したら、自分が好きな色のヒモを選び取り付け!
この作業は中臣先生が行ってくれました。

僕が制作したのは小さい竹を使ったアクセサリーでしたが、多くの参加者がやや大きめな竹を使い制作していました。
やはり小さい竹程折れやすく繊細さが要求される為難しい部分があるそうです。
画像は一枝先生が制作したアクセサリー!
大きめな竹を使用した為に僕が制作したものよりやや大きめな仕上がりです。

同じ素材(竹)を使い同じマニュアルで制作しましたが、丸い形に仕上がった人、楕円形に仕上がった人、やや四角く仕上がった人やアーティスティックなひょうたん型に仕上がった人、大勢で一本の花を描いて二つと同じ作品が出来ないように今回の竹芸によるワークショップでも様々な作品が仕上がりました。
それらがきっとそれぞれの個性なんでしょうね!
この日僕は初めて竹芸を体験しその面白さを知り火が付いたので、いつかまたアトリエピースブランチで中臣さんにワークショップを開催して頂くようお願いしました!(笑)
とても充実した楽しい1日にありがとう感謝します!
そして今回も最後まで読んで下さった方々にありがとう感謝します!
P.S.
今回ワークショップの講師をして下さった中臣一さん達の作品展が来月開催されます。

会 場:福岡三越9F 美術画廊A
会 期:8月3日(水)〜9日(火) 10:00~20:00(最終日は17時まで)
出品作家
生野 徳三さん
山口 龍雲さん
安倍 基さん
岐部 笙芳さん
森上 仁さん
米澤 二郎さん
杉浦 功悦さん
中臣 一さん
詳細は、中臣一さんの公式サイトをご覧いただければと思います。
『竹芸家・中臣一 HAJIME NAKATOMI ,Bamboo Artist』
http://www.h-nakatomi.com/
by peacebranch
| 2011-07-24 20:34