アトリエでの制作の合間、次回作の構想も兼ねて最近足繁く通っている某所です。
まだ漠然とした取材の段階ですが、これから毎週のように時間帯を変えて通いデッサンを行い、構想がまとまれば本制作に入るかも?・・・まだわかんないけど。(^ ^;)
晴天に恵まれたこの日も行ってきました。ちなみに今回は一枝先生と、非常勤講師として携わる絵画教室のある生徒さんも同行しました。
ここに来るまでの車内、コンビニで購入したオニギリやお菓子をパクついてピクニック気分だった一枝先生も、このような場所に来ると制作意欲を掻き立てられた様子です。
初めてここを訪れたという生徒さんも、自然の中で存分に英気を養えたようで何より!(^ ^)
こうして流れ落ちる滝と対峙するお二方の様子を真後ろからみてると、なんだかちょっとだけ格好良く見えたりもしましたが・・・
時をさかのぼること約1時間、大分県別府市鉄輪の『冨士屋ギャラリー 一也百』にて!僕の作品を所蔵し常設展示してくださってる、僕にとって居心地の良い特別な場所です。(o^^o)
絵の取材に向かうまえ、そんな冨士屋ギャラリーにて楽しいひと時を過ごしていました。
ギャラリーの入り口にてとても可愛らしい花壇があるのですが、寄植えされた苗の赤い実がとても可愛らしいと、一枝先生と生徒さんがしゃがみこんで興味深く魅入ってました!・・・が、何か変だぞ!?
この背丈でこんなに実がなるのか?それもぜんぶ同じ色、形、寸分違わぬ大きさで・・・??(−_−;)
手にとってみてみると、やはりフェイク・・・。(^ ^;)
苗は本物だけど、赤く実ったように見えてたものは全て完全な作り物でした。お二人とも「次回作の題材になるんじゃない!?」くらいの勢いで魅入ってたようですが。(笑)
作り物だけあり全てりんご飴かのような光沢!そしてテーブルを叩いてもビクともしないほどカッチカチでした。
この作り物の実に一枝先生と生徒さんはしゃがみ込んで見入り、感動すら覚えていた様子・・・。
真実を知り(本気で)赤面していたお二人を、せっかくなので記念に1枚写しておきました!いや〜完全に騙されちゃってましたね〜。(笑)
そのあと治子女史も交え4人で芸術談義に花を咲かせたわけですが、この日の一枝先生と生徒Nさんの言葉には何の説得力もありませんでした・・・残念。(笑)
どうやらこのトラップ、治子さんの御母様の仕事によるものでした!
苗を購入した際、このフェイクの実がすでにくっついていたそうです。
ご本人、ここへ寄植えする時に「あれ?これ作り物か?」と気づいてはいたそうですが、やはりそこは治子師匠の御母様、「一緒に植えちゃえ〜!!」というノリの良さでこのような作品に仕上がったようです・・・このような目立つ場所なのに!(笑)
そしてこの日、一枝先生と生徒Nさんが見事に引っ掛かりましたとさ!
毎回僕が自分の作品と再会するべくここを訪れても、一枝先生達が一緒だと必ずこのようなオチが付いてしまいます・・・。(^ ^;)
そんな笑いと感動を伴う幸せを与えてくれる冨士屋ギャラリーにて、6月4日(日)に三輪郁さんのピアノコンサートが開催されます。
4年前に開催されたウィーンフィルのシュトイデ氏との共演以来となるソロリサイタルだそうです。
僕もチケットが取れれば一枝先生達と一緒に行く予定です。
興味がありましたらぜひこのこの機会に!
そして冨士屋入り口付近にある小さな花壇に寄植えされた"イチエトラップ"もぜひご覧あれ!