光と影と茶碗!
2009年 01月 19日
現在制作途中の絵です。(笑)
・・・というのはもちろん冗談で、僕の好きなレンブラント画伯が名声を確立した「ニコラース・テュルプ博士の解剖学講義」です。
レンブラントがライデンからアムステルダムに移住した、1630年代初期に制作した集団肖像画。現在はオランダのマウリッツハイス美術館に所蔵されています。
バロック絵画独特の光と影による表現!
解剖される体にはすでに血が通ってないのが見てわかり、それとは対照的に、ニコラース・テュルプ博士と講義を受ける人たちは呼んだら返事をして振り向きそうな表情!
当時の多くの画家が登場人物が横一列に並ぶ構図で集団肖像画を描いていたのに対し、今まさに解剖学の講義を行ってる最中という臨場感あふれる構図!
すでにこの頃の絵に以前ブログで紹介した「夜警」の片鱗が示されてるような気がします。
学ぶべき事の多い、僕の大好きな作品の一つです!
ここからは絵とは関係無い事ですが、いつも使ってた茶碗が欠けてしまいました。
茶碗はもう一つあるのですが、こっちの方が食べやすかっただけに残念・・・。
でもプラスに考える事にしました。
これはきっと「そろそろ新しい茶碗を作ったら?」という神様からの合図なのでしょう。
次回の陶芸では茶碗を作ろうと思ってたからちょうどよかった。
これが良いキッカケとなりそうです。
難が有ると書いて「有難う」。
だから、茶碗が割れて有難う感謝します!(笑)
・・・とういことで、けいこ先生またよろしくです!
by peacebranch
| 2009-01-19 19:40